マイク・ポンペオ前国務長官は今月23日、ウォール・ストリート・ジャーナルへの寄稿で、中共政府のバイオセーフティー記録に注意を喚起し、武漢ウイルス研究所のずさんさを指摘しました。
マイク・ポンペオ前国務長官とマイルズ・ユー(余茂春)前対中政策・立案首席顧問は、中共に対して真剣にバイオセーフティーに取り組むよう要求し、中共がバイオセーフティーの国際基準を守らない場合、国際社会は中共に説明責任を問うよう求めています。 ポンペオ氏とユー氏は23日、ウォール・ストリート・ジャーナルにオピニオン記事を掲載し、バイオセーフティーに関する中共のずさんさが、世界を危険に晒すと論じています。
両氏は「大半の証拠は、武漢ウイルス研究所が新型コロナウイルスの発生源であることを示している」と述べています。 両氏はまた、当時の武漢ウイルス研究所所長が2018年に発した警告の言葉を引用し「バイオセーフティーレベル4の実験室は諸刃の剣であり、人類の福祉に役立てることもできるが、大惨事に繋がる恐れもある」と述べています。
当時の所長は、中国の生物学実験室において運営上の技術支援、専門家の指導、安全面の要件に関する適切な基準が不十分であることも認めていました。
ポンペオ氏とユー氏は、中国科学技術部が2016年に国内75カ所のバイオ研究施設に対して行った安全管理に関する調査の結果、武漢ウイルス研究所は安全度上位20にさえ入らなかったことも指摘しています。 ポンペオ氏とユー氏はまた、米国務省は今年の1月、武漢ウイルス研究所が中共人民解放軍(PLA)と秘密裏にバイオ兵器の研究を行っていることを確認したと述べています。
両氏によると、武漢で集団感染が起きた後すぐに、人民解放軍が将官を派遣して武漢ウイルス研究所を掌握したのはそのためだと言います。 バイオセーフティーに関して、世界は中共にフリーパスを与えないようにする責任があると両氏は述べています。
転載 NTDTVJP
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